エコノミー航空券と幸運な私

エコノミー航空券と某航空会社と幸運な私

学生でアメリカに留学していた時の話です。初めの2年は、ホームシックも手伝って、夏休みと冬休みは必ず帰国していました。あるときアメリカに戻るため成田で搭乗手続きをしていると、急に担当の男性社員に「ビジネスにしてあげます」と言われたのです。学生の身分である私の航空券は当然エコノミーです。えっ、どうして?と思ったのですが、後ろに長い列が出来ていてその社員の方も忙しそうだったので特に理由を聞きもせず、訳もわからないままビジネスクラスへと。座席の広さやアメニティーグッズ、無料のアルコールなど、快適さはエコノミーの比ではありませんでした。
次に、またもやエコノミーの航空券でビジネスクラスへと格上げになったのは、やはりアメリカに戻るときのことでした。その時は、アメリカに着いてからの国内線を時間の余裕があったので一本遅らせる変更をしてあげたのです。航空会社って、ある程度のキャンセル率を想定して予約を入れるのでしょうか?初めのケースでは、ビジネスが空いていて、エコノミーはキャンセルが出ずにダブルブッキング状態になっていたのでしょうか?理由はともかく2年の間に、年に2度程度の往復で、同じ航空会社から2度もエコノミー料金でビジネスクラスの旅をオファーされたのは相当ラッキーだったと思います。まわりの日本人学生に聞いても、私のような経験をした人はいませんでした。その航空会社は米系で、その後他の航空会社と経営統合を果たし、いまでは元の会社名は無くなってしまいました。
そして、2度あることは3度、はありませんでした。留学生活の残りの2年は帰国する頻度もやや減り、使う航空会社も他のアジア系に変えてしまったせいでしょうか?あるときシカゴのオヘア空港で、「ダブルブッキンが生じてしまったので、3名変更できる方を募ります。その方々には1年間有効の国内線のオープンチケットを差し上げます」というアナウンスがありました。それを聞いて、ああ、やっぱりビジネスクラスにしてもらえたのはダブルブッキンだったんだろうな、と思いました。

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